スポーツ栄養学は、スポーツと栄養との関係を考えることになりますが、もっと分かりやすく、そして実際的な物の言い方をすれば、どんな栄養をどのようなタイミングで摂ればもっとスポーツのパフォーマンスが高まるかを考えることとも言えます。スポーツ栄養学では、もちろん人間にとっての三大栄養素つまり糖質、タンパク質や脂質に加えて、ビタミンやミネラルのことを考えるのが多いですが、実は結構忘れられがちでそれでいながら非常に重要な事柄があります。勘の良い人はもう気づいていると思いますが、それは水です。水は一般的には栄養素とは見なされませんが、もちろん人間にとって不可欠であることは言うまでもなく、またスポーツをすると汗をかきます。

汗をかくと必然的に水分が失われますから、スポーツ栄養学では、糖質やタンパク質などのことを考えるだけでなく、まずは水のこともしっかりと押さえておく必要があるのです。運動やスポーツの種類、レベル、それに季節や天候にももちろん大きく左右されますが、サッカーや野球、テニスなどを始めとして、2時間程度の競技をすると場合によっては2リットルかそれ以上の汗をかくのは珍しいことではありません。体重60kgの人で2リットルというと体重の3%以上にもなる数字です。一般的に、汗などによって失われた水分は体重の2%以内に留めるべきとされており、競技中であっても適切な水分補給が結果を左右することは十分にあるのです。

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